華道家元池坊 次期家元
池坊専好
いけのぼう せんこう
「いのちをいかす」という精神に基づき、音楽やテクノロジーなど他分野とのコラボレーションにも取り組んでいる。2025年日本国際博覧会協会(大阪・関西万博) 副会長・理事・シニアアドバイザー。
message 大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」でした。これからもいのちを「知る」「育む」「守る」「つむぐ」「拡げる」「高める」「磨く」「響き合わせる」本を読み、伝えていきたいと思っています。
ほんのおとも
同時並行で本を読んだり、気に入ったフレーズを留めておくときに役立つたくさんの手製しおりたち。
死すべき定め 死にゆく人に何ができるか
アトゥール・ガワンデ
原井宏明 訳
みすず書房
3,080円(税込)
医療・ケアを受けている状況であっても、人はいつもいつまでも人らしくありたい、また、そうあるべきである。描かれた一人ひとりから発せられる言葉に心が宿り、ハッとさせられる。複雑化した現代に起こる問題の数々と向かい合いながら、生き物が持つ、死ぬという宿命と幸せについて示唆を与える一冊。
日本語練習帳
大野晋
岩波新書
924円(税込)
日本語をよく読み、よく書くこと。当たり前のように見えて、なんと難しいのだろう。けれどもこつこつ練習を積み重ねるほどに、いつの間にか上達し、さらに日本語の奥深さが見えてくる。そして同時に、「は」と「が」の違いを熱く語る恩師の姿が甦ってくる。
日本のいちばん長い日 決定版
半藤一利
文春文庫
858円(税込)
敗戦とはどういうことなのか、国はどのようにあるべきか、戦後80年経つからこそ、日本人一人ひとりが知り、考えなくてはいけないテーマ。半藤氏によって集められた情報の数々に「聖断」「国体護持」という言葉が並び、緊迫した状況がドラマではなく現実として続いていた一日の重さを感じる。