正田醤油株式会社 代表取締役社長
正田 隆
しょうだ たかし
1959年東京生まれ。83年東京農業大学農学部醸造学科卒業後、正田醤油株式会社入社。2007年同社代表取締役社長就任、2019年館林商工会議所会頭就任、2023年全国醤油工業協同組合連合会会長就任。
幼少期は動物や乗り物の図鑑が大好き。中学で海外の映画や音楽に興味を持ち、関連雑誌を読む。高校生になり友人の薦める小林信彦、星新一、北杜夫等、小説を読みだす。現在でも、好きなジャンルしか読んでいません。
理科系の作文技術
木下是雄
中公新書
924円(税込)
米国の大学に留学し、最初に教えられたのが、レポートやエッセイの書き方。日本の大学でも実験レポートの書き方は叩き込まれたが、米国では必修科目でシステマティックに伝わりやすい作文を教え込まれた。本書は理系・文系を問わずお薦めの一冊。
好奇心を“天職”に変える 空想教室
植松努
サンクチュアリ出版
1,375円(税込)
ひたむきに自分の夢に向かって邁進する作者の生き様は、「前例のないことはやらない」「自分が出来ないことは、最初から他人も出来ないと決めつける」ことで、自分で自分の成長のチャンスを逃してはいないか? と問いかけてくる。忘れかけていた純粋な思いに感動する。
ペンギンの憂鬱
アンドレイ・クルコフ
沼野恭子 訳
新潮クレスト・ブックス
2,640円(税込)
舞台は1990 年代、ソ連崩壊後のウクライナ。売れない作家と動物園から引き取った皇帝ペンギンとの生活……。不思議な空気感が漂うなか、次々と大物が亡くなっていく。たわいない社会風刺も同国の現状を予想しているようで、笑えない虚無感に包まれる。