橘・フクシマ・咲江

G & S G l o b a l A d v i s o r s I n c . 代表取締役社長

【 橘・フクシマ・咲江 】

たちばな ふくしま さきえ

ハーバード大学日本語講師、ベイン・アンド・カンパニーを経て1991年コーン・フェリー・インターナショナル入社。米国本社取締役、日本支社長、会長を経て、2010年より現職。日本企業13社の社外取締役を歴任。日本取締役協会副会長。

MESSAGE これからの若者は、激変するグローバル環境、ネットによる情報過多社会の中で、キャリア や人生の選択を含むあらゆる選択の際に、その時点での「最適な判断」を迫られます。それには、全体を俯瞰図的かつ客観的に見る力と自分の姿勢「外柔内剛」の剛となる軸の価値観が不可欠です。推薦本は、それを身に付ける方法を考える参考になると思います。

多様性の科学

多様性の科学

マシュー・サイド
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2200円(税込)

最近、人財も含めて「多様性」が議論される時代となった。昔から人財の仕事を通して、日本は、企業も社会も「多様性を生かす力」が不足していると痛感してきた。これからは「多様性を活力に変える力」が不可欠であり、その基本的考え方を教えてくれる。

多様性の科学

ワールドクラスの経営

橋本勝則、昆政彦、日置圭介 共著
ダイヤモンド社
2200円(税込)

グローバル化の中で、これからの「ワールドクラスの経営とは何か」を、過去の組織論を整 理しつつ、今後の「あるベき姿」を示している。組織で働く人には、自社を再評価する上で、 概念的整理ができ、これからの自分のキャリア形成を考える上でも参考になる。

スタンフォード大学マインドフルネス教室

スタンフォード大学マインドフルネス教室

スティーヴン・マーフィ重松
坂井純子 訳
講談社  1870円(税込)

激変するグローバル環境では、想定外の出来事が日常的に起き、最適な判断が迫られる。日本でも「マインドフルネス」が注目され、日米両方の背景を持つ著者が大学での経験を基に、 単なるハウツーではないマインドフルネスの有効性を説き、実践の際に役に立つ。

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