元テレビ朝日アナウンサー。テレビコメンテーターやエッセイスト、司会・講演などで活躍中。現在働く女性を応援するためフェムテック関連の製品開発や啓もう活動にもかかわっている。
ありきたりのようですが、失敗を恐れることなくとにかく何事にも挑戦し続けること。失敗の経験は往々にして将来の財産になるはずです。またいつの世も歴史から学ぶ姿勢は忘れてはならないと思います。

昭和16年夏の敗戦
猪瀬直樹
中公文庫
792円(税込)
開戦8カ月前、全国から選抜された若きエリートたちが総力戦研究所に集められた。知性とデータで導いた結論は日本必敗。が、これを顧みず軍の論理で戦争に突入した蹉跌が綿密な取材によって描かれ、時代を超えた教訓になりうる。あの戦争を知るためにも外せぬ一冊。

エンタメの未来2031
北谷賢司
日経BP
1980円(税込)
博士号を持つ伝説のプロモーターとして世界的に名高い北谷賢司氏は真の意味で日本人が海外で活躍することを体現する人物だ。「メタバースで超現実コンサート」などエンタメ業界の目覚ましい未来図が描かれ開眼させられる。生き方の未来図を描くためにも必携の書。

すべては導かれている
田坂広志
PHP文庫
814円(税込)
「過去も未来もない。あるのは永遠に続く今だけだ。今を生ききれ。」こんな著者の言葉に覚醒させられた経験がある。逆境も順境もすべては導かれているのだという絶対肯定の思想は人生の大きな指針となりうる。著者は工学博士でありシンクタンク代表としても有名。