大宮エリー

作家 画家

【 大宮エリー 】

おおみや えりー

1975年、大阪生まれ。『生きるコント』(文藝春秋)で作家デビュー。2012年より小山登美夫ギャラリーにて画家のキャリアが始まる。2016年、十和田市現代美術館で個展。クリエイティブ学校「エリー学園」「こどもエリー学園」を主宰。

MESSAGE 【最新情報】エリー学園は新規メンバー数名募集中。いろんな世代・仕事の人がいるよ。詳しくはホームページまで。JALスカイミュージアムでの個展も2023年1 月31日まであるよ。100枚の空の絵を見にきてね。(入場無料)

むかし・あけぼの 小説 枕草子

むかし・あけぼの 小説 枕草子

田辺聖子
角川文庫
上880円、下924円(各税込)

もののあわれって、現代では使わないことばかもしれないけれど、でも精神面でもっておくと、こころや表現や生き方、感じ方に奥行きがでると思うんです。平凡な日常が、えもいわれぬ喜びに満ち溢れてる! と気づかせてくれる一冊。

むかし・あけぼの 小説 枕草子

あしながおじさん

ジーン・ウェブスター
谷川俊太郎 訳 安野光雅 絵
朝日出版社 2420円(税込)

コミュニケーションがとりにくいなと感じる人はこれを読むと、とても勉強になると思う。一方的にならないようにはどうすればいいのか。まさかの手紙という、えてして一方的になりがちな形態で、まさかの聞き上手、まきこみ上手な主人公。そして感動もする。

はてしない物語

はてしない物語

ミヒャエル・エンデ
上田真而子、佐藤真理子 訳
岩波書店 3146 円(税込)

主人公が、本を読みながらおののくように、読者も同じようにおののくことができる、非常におそろしい魔法の本です。あちらの世界、つまり本の中の世界だと思っていたのに実際に自分が巻き込まれるんですが、あなたも巻き込まれます。

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