作家

阿刀田 高

あとうだ たかし

阿刀田 高

1935年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。国立国会図書館勤務の後、文筆業へ。79年に日本推理作家協会賞、直木賞を、95年に吉川英治文学賞を受ける。国語教育への示唆などで文化功労者表彰。日本ペンクラブ15代会長。著書多数。

message もともと読書の好きな人20%。もともと読書を好きになれない人20%。あとの60%は、これから読書に親しめば一生が楽しく有益に過ごせるのです。あなたは、どれ?

ルーペは欠かせません。

舟を編む

舟を編む

三浦しをん
光文社文庫
682円(税込)

私たちの思考はすべて言葉によって成り立っている。その海のように広大な言葉の群がりに分け入って意味を広く明らかにする小舟が国語辞書だ。それを編む仕事……。NHKテレビのドラマとなったが、原典は少し異なり、軽やかで深い。現在に問いかけている。

舟を編む

文車日記

田辺聖子
新潮文庫
737円(税込)

日本の古典文学は世界に冠たるものだ。その60数編に触れ、ユニークな感想を網羅している。入門書としても読めるが、少しひねった筆致がおもしろい。文学は発表されてしまえば読者のものだ。いろいろな解釈や感想があってよいだろう。

赤毛のレドメイン家 【新訳版】

赤毛のレドメイン家 【新訳版】

イーデン・フィルポッツ
武藤崇恵 訳
創元推理文庫
1,320円(税込)

ミステリー小説の一大偉作だ。読書には”ためになる読書”とおもしろい読書の2種類がある。ミステリーは後者の代表だ。これに親しむと一生が楽しい。少し長い作品だが味わいは深い。江戸川乱歩も絶賛している名作だ。

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