脳科学者
茂木健一郎
もぎ けんいちろう

2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。IKIGAIに関する著作が世界34カ国で翻訳出版され、ドイツで半年間ベストセラーノンフィクション部門1位を獲得。
自分のことは自分が一番わからなくてはならないし、大切にしなければならない。そのための「鏡」になるのが一冊の本です。お気に入りの本を見つけ、その一冊のお守りを手にして世界に飛び出てください!

可愛いエミリー
ルーシー・モード・モンゴメリ
村岡花子 訳
新潮文庫
935円(税込)
『赤毛のアン』シリーズで世界的に著名な作家による自伝的小説。地方に住み、無名の状態から自分の理想の表現を追い求めて苦しみ、努力する姿は、多くの若者の共感を得るのではないだろうか。大人でも、人生でなにか挑戦したいことがある人にオススメです。

ソクラテスの弁明 クリトン
プラトン
久保勉 訳
岩波文庫
627円(税込)
ソクラテスは、現代で言えばコメディアンの原型のような生き方をした人。そのソクラテスが時に社会との軋轢を起こしながら、人として生きる道を模索したその姿がこの古典からよみがえる。生きる中で、自分らしさについて考えるきっかけにしてください。
![シンギュラリティは近い [ エッセンス版] 人類が生命を超越するとき](https://giftbooks.jp/wp-content/uploads/2024/11/9fdb90c51b08374c7385071909aa22cf.jpg)
シンギュラリティは近い [ エッセンス版] 人類が生命を超越するとき
レイ・カーツワイル
NHK出版 編
NHK出版
1,650円(税込)
昨今メディアで話題になる人工知能の「シンギュラリティ」について考える上での基本的な文献。計算資源が指数関数的に増えて行くときに、そこに起こるさまざまな事象を考えることは、人類の未来を予測し、より良い生き方を考えるきっかけになるでしょう。