1998年長野オリンピック他、4 大会連続アルペンスキー日本代表として出場。2021年、一般財団法人冬季産業再生機構会長等に就任。業界や競技に捉われず、冬季産業、スポーツ産業の活性化に尽力している。
ライフワークでもある「雪」「スキー」をテーマにした2冊と、生き方に影響を与えてくれた1冊を選びました。10代で親元を離れ各国を転戦してきたため、本から膨大な学びを得ました。興味のある分野の本から是非手にとってみて下さい。

Stuben Magazine
ウパシ プロダクション
2640円(税込)
スキー写真や雪国の風土をテーマに、様々な発信を続ける渡辺洋一氏がディレクションを行うスノーカルチャー本。滑らかな雪景色や滑走シーンなど、その時々の瞬間(記録)が目を楽しませてくれます。また、短歌と雪を掛け合わせた「雪の詩」など、感性も高ぶらせてくれます。

道をひらく
松下幸之助
PHP研究所
957円(税込)
時間365日の使い方を考えさせられる本。試練が多くとも、他人と同じ道でなく「自分だけに与えられた道」を歩み続ける自信をくれた一冊です。どんな仕事も「やらせてもらっている」ことを忘れず誠実に、謙虚に、熱心に。今でも時折手に取り、再読しています。

ゆきゆきだいすき
うえむらあいこ え
やおりょうたろう さく
小学館 1650円(税込)
100年後も子供たちが楽しく豊かに雪を楽しめるよう、雪の語り部を育てていくため制作されました。元モーグル日本代表、上村愛子氏が生み出したキャラクター「あいこちゃん」が、雪の美しさや雪資源の大切さをわかりやすく伝えてくれる絵本です。