田中昭徳

金龍山浅草寺中興第二十八世貫首

【 田中昭徳 】

たなか しょうとく

1932年生まれ。武蔵野音楽大学卒業。54年清水谷恭順大僧正を戒師として得度。浅草寺一山妙音院住職、庶務部執事などを経て、2015年浅草寺中興第二十八世貫首就任。地方教育行政功労者。

selector's voice 私は人様の前でお話しする機会がありますが、読書の経験が大いにプラスになっています。良い本は、良い言葉の宝庫です。良い言葉を読み、それを口から発してお聞きいただく。本を源にして良い言葉が巡り行くようです

慈悲

慈悲

中村元
講談社学術文庫
1,100円(税込)

人を大切に思う心「慈」(友愛)・「悲」(哀憐)は仏教の根本であり、人が生きる上で最も大切なことである。この本はその慈悲の心がいかなるものかを深く解き明かし、慈悲の実践にあたりその方向への光を指し示す名著。人生の節々で読み返したい一冊。

慈悲

それは仏教唱歌から始まった

飛鳥寛栗
樹心社
2,860円(税込)

「サンブツ歌」をご存知だろうか。大正期の児童用楽曲集の題で「讃仏歌」と書く。音楽を親しんでいる皆さまにおすすめする一冊だ。この本を読んだら、きっと仏教唱歌への理解が深まり、仏教唱歌の世界に少し触れたくなるだろう。

念ずれば花ひらく

念ずれば花ひらく

坂村真民
サンマーク出版
1,100円(税込)

若い方にも手に取っていただきたい_冊。忙しい方は全てを読まずともよいだろう。本を取ってページをめくる、を何回か繰り返すと、きっと心に響く言葉に巡り会えるはず。「念ずれば花ひらく」、今も私の胸に木霊する詩だ。

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