ハウス食品グループ本社株式会社 代表取締役社長

浦上博史

うらかみ ひろし

浦上博史

1965年生まれ。2009年よりハウス食品(現ハウス食品グループ本社)の代表取締役社長。「食で健康」クオリティ企業への変革 をテーマに、変革に取り組んでいる。

message 私は若いころは本を読まなかったので偉そうなことは言えませんが、本を読んでおくと何かあった時に発想の引き出しが広がり、リベラルアーツの素養も広がります。本に親しむことは人生を豊かにすると思います。

シンボルエコノミー  日本経済を侵食する幻想

シンボルエコノミー  日本経済を侵食する幻想

水野和夫
祥伝社新書
1,100円(税込)

レーガン・サッチャー政権が始動した1980年代以降、実体経済から乖離して伸び続ける株式市場に現される「シンボルエコノミー」は定常か? 異常か? と読者に問題提起。私たちを取り巻く環境を外から冷静に見る視野を養うのにはおすすめの一冊です。

シンボルエコノミー  日本経済を侵食する幻想

物価を考える デフレの謎、インフレの謎

渡辺努
日本経済新聞出版
1,980円(税込)

物価の研究に集中するため日銀からアカデミーに転じた渡辺努先生の力作。その「あとがき」に、日本の慢性デフレとコロナパンデミックの2つの共通項として日本人の「自粛」を挙げている点には目から鱗です。是非「あとがき」から読んでみてください。

ベートーヴェン捏造  名プロデューサーは嘘をつく

ベートーヴェン捏造  名プロデューサーは嘘をつく

かげはら史帆
河出文庫
990円(税込)

映画化を知らず推薦。ベートーヴェンに憧れ、嫌われながらも住込み秘書を務め、耳の悪い作曲家の膨大な「会話帳」を死後捏造したシンドラーという人物にフォーカス。その場に居たかのような本書の臨場感溢れる記述には、映画とは違った魅力があります。

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