小川後楽

小川流煎茶家元

【 小川後楽 】

おがわ こうらく

1971年京都生まれ。2017年京都で200年以上続く小川流煎茶七世家元を製名。京都芸術大学客員授、佛教大学非常勤講師。

selector's voice 書斎の友は、やはりお茶です。お茶は睡魔を払い、読書で興奮した心を静める作用もあります。気分により宇治茶、八女茶、村上茶など各地のお茶を選びますが、読書の時には嬉野の釜炒り茶を楽しむことが多いです。

京の学塾 山本読書室の世界

京の学塾 山本読書室の世界

松田清
京都新聞出版センター
2,970円(税込)

かつて京都に「読書こそ真の学問である」という信念のもと、山本読書室と名付けられた本草学問所があった。この本は、この史跡から発見された重文級を含む資料の目録である。どのページを開いても、風雅で豊かな教養に陶酔する。

京の学塾 山本読書室の世界

料理通異聞

松井今朝子
幻冬舎
847 円(税込)

江戸一と名を馳せた実在の料理屋「八百善」。ある時、「天下一ならではの茶漬けを食ぺさせてもらおう」と無理を言う客が現れる。後に退けない店主・善四郎は、まず宇治の煎茶を選ぶ。そして、ある意表をつく作戦に出て、見事江戸一の茶漬けを作り上げた。

奇人と異才の中国史

奇人と異才の中国史

井波律子
岩波書店
79 2 円(税込)

煎茶の世界は文人趣味であり、そのルーツはかつての中国にあった。この本は、中国史から歴史を彩った56人を選び出し、それぞれの個性をわかりやすく解説している。私はこの本で、梅の花を妻とした北宋の詩人・林逍の魅力に取りつかれた。

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