小川流煎茶家元

小川後楽

おがわ こうらく

小川後楽

1971年京都生まれ。小川流煎茶七世家元。流祖より受け継ぐ独自の煎法を守りながら、その煎茶の魅力を広めることに尽力。京都芸術大学客員教授、佛教大学非常勤講師。

message プレゼントされたお茶を読書の友として楽しんでいます。今のお気に入りは「祁門(キーモン)紅茶」。世 界 的にも有名な中国産の紅茶です。読書に気を取られ少し時間が経っても、すっきりとした味わいが続きます。

小ぶりな朱泥急須とお気に入りの煎茶碗

大田垣蓮月

大田垣蓮月

杉本秀太郎
青幻舎
3,080円(税込)

江戸後期、土と歌と書を融合した「蓮月焼」で名を馳せた尼僧蓮月。貯えたお金はすべて世の中に還元した。京都の鴨川に自費で橋を架け、時には鳩居堂と協力して飢饉の救済を行った。この美挙に流れる石門心学は、文人画家・富岡鉄斎へ愛情とともに注ぎ込まれる。

大田垣蓮月

文明としての徳川日本  一六〇三 ― 一八五三年

芳賀徹
筑摩選書
1,980円(税込)

筆者の芳賀先生は、意識的に江戸時代を「徳川日本」と呼ぶ。鎖国や封建社会という暗黒イメージではなく、世界にも類を見ない独特の文明体として再評価してみようという思惑だ。世界標準が当たり前の今、「徳川日本」の独自性や多様性には見習うべき点がある。

京町家歳時記 油商、四季と暮らす

京町家歳時記 油商、四季と暮らす

山中恵美子
ミネルヴァ書房
2,750円(税込)

京の街中、下立売智恵光院を少し西に入ると重厚な豪商の佇まいが見えてくる。屋号「山中油店」は江戸時代後期から続く油一筋のお店である。代々質素倹 約を旨としており、なるほど本の中は豪奢ではなく上質に、そして心豊かに暮らすしきたりに満ちている。

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