小宮山宏

三菱総合研究所理事長

【 小宮山宏 】

こみやま ひろし

2009年に第28代東京大学総長を退任後、三菱総合研究所理事長。2010年にサステナブルで希望あるプラチナ社会を築くため、「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。主な書籍は「新ビジョン2050」「NewVision2050」「『課題先進国』日本」など多数。

selector's voice おいしい強めのコーヒー。読むときは集中するので、疲れると、自分で滝れて、休みます。お酒は好きなのですが、読めなくなります、私の場合は。

渚にて 人類最後の日

渚にて 人類最後の日

ネヴィル・シュート
佐藤龍雄訳
東京創元社
1 ,100 円(税込)

偶発から始まった世界全面核戦争。4000発を超える核の応酬が北半球を全滅させた。死の灰が徐々に南下し南半球に接近する。オーストラリアを舞台に、確実に迫りくる死を前にして、それでも生きる人々の悲しくも美しい物語。半世紀以上も昔、すでに警告された核の脅威。映画で観て、本を読んだ。

渚にて 人類最後の日

新ビジョン2050 地球温暖化、少子高齢化は克服できる

小宮山宏、山田興一
日経BP
1,980円(税込)

2050年にどんな世界を実現しているか、それが人類の岐路になるように思う。地球が美しく持続し、畳かで、すべての人の自己実現を可能にするプラチナ社会。巨大な力を持つに至った人間が、賢く行動しさえするならば、プラチナ社会を実現することができる。希望はあるのだ。

芽むしり仔撃ち

芽むしり仔撃ち

大江健三郎
新潮文庫
572円(税込

大江氏にお会いしたとき、「万延元年のフットポール」までは読んだのですが、最近はあまり」と申し上げたら、「小説読むのは体力がいりますからね」と言われたのを思い出す。しかし、初期の作品はそうでもない。懐柔はされない、僕は自由な人間だと小石を握りしめる最後の場面が好きだ。

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