

[幅 允孝さんご紹介]
1
5名様
中学生から知りたい パレスチナのこと
岡真理/小山哲/藤原辰史
ミシマ社 1,980円(税込)
なぜ日本の教育では日本史と世界史が分かれているのか?ガザのニュースを聞いても、どうしても当事者意識が湧かないという方に手に取ってほしい一冊。このジェノサイドは2国間の問題ではなく、近代ヨーロッパ500年の矛盾の凝縮だと理解し、グローバルヒストリーに目覚めるためのきっかけを掴みましょう。

[幅 允孝さんご紹介]
2
3名様
歴史とは何か 新版
E.H.カー / 近藤和彦 訳
岩波書店 2,640円(税込)
歴史とは「現在と過去のあいだの終わりのない対話」という本書でのカーの言葉は有名です。この新訳は、歴史学者の古典という範疇を超え、世界史における主体性と客観性、そしてエビデンスの質を問い直す一冊。未来に通ずる希望の書と言えます。

[幅 允孝さんご紹介]
3
3名様
あいたくて ききたくて 旅にでる
小野和子
PUMPQUAKES 2,970円(税込)
東北で50年もの間、一軒一軒の家を訪ねながら民話を聞き、収集してきた「民話採訪者」の生き様に触れることができる。他の2 タイトルが大きな歴史の流れに触れる本だとしたら、いつか消えてしまう生活者の小さな声に耳を傾ける機会をつくり、それを継いでいく意味と覚悟を伝える魂の記録です。

[岡崎裕子さんご紹介]
4
5名様
死にたかった 発達障がい児の僕が 自己変革できた理由
西川幹之佑
時事通信出版局 1,760円(税込)
自分の気持ちや行動をコントロールできない生きづらさと、イギリスの名門校に入学し自己実現できた半生が、当事者の言葉で綴られた本。学校生活で感じた違和感と、著者の特性を型にはめず、個性として受け入れた千代田区立麹町中学校の教育も学びとなります。

[横川正紀さんご紹介]
5
3名様
森の絵本
長田弘 作 / 荒井良二 絵
講談社 1,540円(税込)
だいじなものは、何ですか?心の声に耳を傾けてみると、とても素敵な時間が過ごせます。目に見えるものも見えないものも、自分たちを取り囲むいろいろなものにじっくり向き合ってみてください。荒井良二さんの絵にも癒やされますよ。

[横川正紀さんご紹介]
6
1名様
すてきな三にんぐみ
トミー・アンゲラー 作 / 今江祥智 訳
偕成社 1,320円(税込)
宝あつめに夢中な黒ずくめのどろぼう三にんぐみ。最初は怖かった三にんを、読み終わる頃には大好きになる。この本を通して心の移り変わりが体験できます。印象的な絵にも子どもたちはひきつけられるでしょう。